◆ 1.チームの構成 ◆ |
(1)チームは、監督1人、キャプテンを含む選手4人と、4人の交代選手で
構成される。
(2)監督は、選手を兼ねることができる。ただし、選手、交代選手の数が、
規定を超えることはできない。
(3)競技は、すべて4人で行われるが、その4人の年代、性別の
組み合せは自由である。
(4)ファミリーの部、トリムの部、レディースの部を構成する場合は、
試合中コート内には、常に次の規定の選手が
存在しなければならない。
1)ファミリーの部
@チームの構成は、同一家族または、複数家族であってもよいが、
コート内の規定の選手との交代が可能なように構成する
必要がある。
Aチームは監督1人、30歳以上の男女各2人、小学生4人の
最大9人でチームを構成することができる。
B試合中、コートでは常に小学生2人と大人の男女各1人で
プレーしなければならないが、小学生の性別は問わない。
2)トリムの部
コート内の選手を年齢区別によって、次のようにする。
@フリー・クラス:18歳以上の男女各2人
Aブロンズ・クラス:30歳以上の男女と40歳以上の男女
それぞれ1人
Bスポレク・クラス:40歳以上の男女と50歳以上の男女
それぞれ1人
Cシルバー・クラス:50歳以上の男女と60歳以上の男女
それぞれ1人
Dゴールド・クラス:60歳以上の男女各2人
3)レディースの部
コート内の選手は、18歳以上と40歳以上の女性
それぞれ2人とする。
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◆ 2.試合への出場 ◆ |
(1)選手は、公式記録用紙に記載され、監督またはチームキャプテンの
サインを得なければ試合に出場することができない。
(2)有効に登録された選手および監督は、試合途中であっても
チームベンチに入り、試合に参加することができる。
ただし、監督は副審を通して主審の許可を得た後でないと
監督の権利を行使できない。
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◆ 3.競技参加者の権利と義務 ◆ |
(1)基本的な権利と義務
1)競技参加者は、競技規則を理解、遵守し、試合中、常に
フェアプレーの原則とその精神に基づいた行動を
とらなければならない。
2)監督およびチームキャプテンは、チームの規律について責任を
負わなければならない。なお、コート内の選手の一人は、
ゲームキャプテンでなければならない。
3)試合中、監督、交代選手は、フリーゾーン外の定められた
チームベンチにいなければならない。
4)競技参加者は、試合中、チームベンチにいる限り、コート内の
味方選手に対して声援や、話しかけることができる。
(2)監督の権利と義務
1)監督は、試合中、チームベンチの記録席に最も近い位置に座って
いなければならない。競技中断中は立ち上がって指示を
してもよい。
2)監督は、選手交代およびタイムアウトを要求することができる。
しかし、選手としてコート内にいるときは、その権利を失う。
3)監督は、いかなる場合でも審判員の規定に対して、異議を
申し出ることは許されない。
(3)チームキャプテンの監権利と義務
1)チームキャプテンは、試合前、チームを代表してトスおよび
サインを行う。
2)チームキャプテンは、試合中、コート内にいる間は、
ゲームキャプテンとして競技中断中に主審または副審に対して
@選手交代およびタイムアウトの要求をすることができる。
A競技規則適用の解釈についての質問をすることができる。
しかし、判定に対して異議を申し出ることはできない。
Bチームのポジションが正しいか確認することができる。
3)チームキャプテンは、試合中、選手交代をして、コートを
離れるときは、ゲームキャプテンとしての権利を失うため、
コート内の選手から代理のゲームキャプテンを指名しなければ
ならない。
コート内に戻った時は、自動的にゲームキャプテンになる。
4)チームキャプテンは試合終了後公式記録用紙にサインし、結果を
承認する。
(4)選手の服装
1)選手のユニフォーム(上下)は、清潔で、チームにより統一された色と
同じ形のものを用いなければならない。
2)選手のユニフォームには、胸部と背部の中央に、胸部には最小限
10cm、背部には最小限15cmで、字幅は2cm以上の
ユニフォームと異なった色の1から8の番号を付けなければ
ならない。ただし、都道府県大会等では、1から99の番号を
用いてもよい。なお、全国大会では、年齢、性別によって番号を
指定することがある。
3)チームキャプテンは、ユニフォームと異なった色で、胸部の番号の
下に、長さ8cm、幅2cmのマークを付ける。
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(ソフトバレーボールルールブック より抜粋) |